ぼくが乗っているAnchor rcs5は中古で購入したものだ。
全体的に綺麗に乗られていたものだったので、殆どのパーツはそのまま流用し乗ることができている。
というよりかは、本当は変えたいパーツがあるけど、変えていないという方が正しいだろう。
というのも、もともとぼくはピストバイクという自転車に乗っていた。
ピストバイクはシングルギアでカスタマイズもしやすく、初心者だったぼくでも気軽にパーツ交換などを行っていたのだが、ロードバイクになると一変。
やれシフター、やれディレイラーなど、様々なパーツが出てきてメンテナンスに困惑する。
実は、3年前くらいにもロードバイクに挑戦しようと思い、ヤフオクで色々なパーツを買って組み立てをしてみたのだが、企画があっていないとか、そもそもフロントディレイラーをつけるタイプのロードではなかったなどがあり、組み立てられたけど、乗りづらい自転車になり、結局乗らないという苦い経験があったのだ。
そんな経験があったから、ロードバイクをいじることに苦手意識を持ってしまったのだ。
だけども交換したいシフター
先程、「殆ど」という表現を使ったのだが、実はサドルやハンドル、タイヤやケーブル類など、そこまでの知識がないぼくでもできるところはパーツを変更済みなのだ。
ただ、変えたいけれども変えていないパーツがあった。
それは、「シフター兼ブレーキ(以降STI)」だ。
購入した時から付いているSTIは、汚れはひどい、アルテグラという文字が書いてあった部分は破損しているなど、なんだかお粗末な感じ。
そのまま使っても良いのだが、他のパーツが綺麗なので、どうしてもSTIだけが醜く見えてしまう…
どうしても変えたいと思った時にあることを思い出した。
105のSTI10速が家にある
過去にロードバイクを組んだ時に、105のSTI10速を購入しており、そのパーツをまだ所持していたのだ!
「これを使おう」という思いとともに、「105のSTIは10速だけど、9速のギアに使えるのか」という不安も抱き始めた。
ギアの枚数が1速分少ないというところが不安だったのだが、それだけではない。以前STIなどのパーツを購入した際は、ギア類などすべてセットで購入したので、互換性があるに違いなかったのだが、そもそも、別々に購入しているし、ブレーキは105、そのほかはULTEGRAっていけるのかなと不安になった。
考えても仕方がないから使っちゃう。
以前作ったロードバイクが失敗作になってしまったこともあり、不安ではあったのだが、考えても仕方がないので、とりあえず組み込んでみることにした。
(ちなみに、以前の失敗時にも、とりあえずやってみようで失敗していたのに、同じことを繰り返すなんて、勉強しないなと自分でも思いました。笑
装着後ギアを動かしてみると、意外にも問題なく動く。
とりあえずやってみようが成功した瞬間だ!
しかし、公道を走ることで、その成功が崩れることになった。
ギアを切り替えても切り替えられない
早速、公道を走ってみたが、爽快な走り心地で、恐る恐るギアを何回か変えてみても問題なし。
ギアの枚数が違くても問題ないんだなと思い、激しくギアチェンジをしてみると、ギアを切り替えているのに切り替えられなかったり、うまくギアが切り替わらなかったりと不具合が生じてきた。
普通に考えればわかるのだが、ギアが1枚足りない分、シフターを切り替えても空転する、それを何回か繰り返していると、自分が思っているギア数にギアが入っていないってこともありえる。
結論:使えないことはない
シフターとギア数が異なっても、問題なく使えるが、シフトチェンジの時に若干の違和感を感じる。
これがぼくが出した結論だ。
普通に街乗りで乗っている分にはストレスなく乗れるだろうが、草レースなどギアチェンジが肝となるような場合はそう行った組み合わせは避けることをオススメする。