鵜来来の湯十王-茨城｜露天風呂から眺められる白浜が最高な温泉。

魅力度ランキング最下位の茨城。
ぼくが住んでいる千葉県の隣の県ということもあるのかもしれないが、キャンプや観光、サイクリングなど様々な目的で行くことが多い。

そんな時に毎回思うのは、本当に魅力度が最下位なのかということだ。
道の駅で売っている野菜も安い、自然がとても多い、そして何と言っても良質な温泉があるという点も茨城の魅力なのではないだろうか。

今日はそんな茨城の日帰り温泉で、最高の眺めを堪能できる、鵜来来の湯十王をご紹介する。

16時からは大混み！？入浴料が割引きに！

今回、茨城県でキャンプに行ったついでに今までに行ったことがないお風呂を探し、鵜来来の湯十王にたどり着いた。
茨城県のお風呂は全般的に16時もしくは17時以降から入浴料が割引きになるルールがあるのだが、鵜来来の湯十王も同じで、16時からは入浴料が510円と割引きされる。

茨城慣れしてるぼくらも、割引きの時間帯を狙い足を運んだのだが、15：58の時点で、入口の前にはたくさんの人だかりが！

写真を見てもらえればわかるのだが、車もたくさん止まっており、一番近い駐車場は満車だ。

洗い場も埋まってしまうほど混んでいるので、嫌だと思われる方もいるかと思うが、コスパを重視するのであれば、16時以降に是非行って欲しい。

安くならないと人が入りに来ないお風呂なら大したことがないのではないかと思うかもしれないが、そんなことはない。

鵜来来の湯十王は高台に立っているため、そこからの眺めはとても良い。
そのため、お風呂からは鵜来来の湯十王の目の前にある白浜を眺めることができる。

温泉に入りながら、そういった綺麗な景色を眺められるのはとても幸せなのだが、１つ注意点がある。
実は、温泉に入りながらでは景色が見えないのだ。

先述したように、鵜来来の湯十王は高台に立っているため、外からお風呂も丸見えなためである。

そのため、目隠しも通常のお風呂より高めに設置してあり、お風呂に入りながら外をバッチリとみられるわけではない。

男湯がこうなのだから、女湯だったらもっと目隠しがキツイことが想像できる。

鵜来来の湯十王の周りには、魅力度ランキング最下位とは思えないおすすめしたい観光スポットがたくさんある。

今日はその中でもおすすめの3つの観光地を紹介する。

ダムといえば基本山奥にあり、景色としてはダムと周りの木々だけなことがほとんどだ。
この花貫ダムは全国でも珍しい、ダムから海を眺めることができるダムなのだ。
眺めると言っても、そんなにがっつり見えるわけではないが、海が見える感覚はなんだか不思議な感じがする。

また、花貫ダムの周りには広葉樹が多いので、紅葉の時期には、ダム・海・紅葉のセットを見ることもできる。

花貫ダムから進むこと10分程度で到達できる紅葉スポットの渓谷だ。
秋には多くの人が集まり、車を止められないほどの盛況ぶりになる。

近くには、小滝沢キャンプ場というキャンプ場もあるので、ここに泊まって、鵜来来の湯十王にお風呂に入りに行くなんていうのも良いだろう。

大衆食堂島長は昼は食堂、夜は飲み屋？の飲食店。
おじいちゃんが一人でお店を切り盛りしていて、そのおじいちゃんがとてつもなくかわいい。
呼んでも中々気づいてくれないし、料理が出てくるのも遅いのだが、そのおじいちゃんの人柄を見るためについつい行ってしまうお店だ。

それだけではない。
ここでは超特盛りの丼物を格安で食べられるのも魅力だ。

花貫ダム、花貫渓谷から山を下って街中に入ったところにあるお店なので、観光のあとの腹ごしらえによってもらえればと思う。

茨城は魅力度ランキング最下位ではあるが、ぼくはこの地域がとても大好きで何度も足を運んでいる。

温泉だけではなく、観光地も楽しめる、鵜来来の湯十王に是非足を運んで欲しい。

住所　　：茨城県日立市十王町伊師６０５
営業時間：10:00～21:00
定休日：第1、3火曜日・12/31・1/1
料金　　：平日/大人820円　（3歳～小学生以下：410円）
土日祝日/大人1020円　（3歳～小学生以下：510円）
16:00～/大人510円　（3歳～小学生以下：260円）